犬連れ車中泊  キャブコンの旅 気づき!

佐伯市蒲江の一泊二日、キャブコン車中泊旅で注意すべきことなど気づいたことを時系列で紹介。旅なれている方には、当たり前のことかもしれないが、初心者ならではの気づきに新鮮味を感じていただければ幸いです。

① FFヒーターの使用頻度と燃料計の関係  1月30日(土)14時 出発後

軽油を満タンにして2ヶ月間は走行することなく、自宅駐車場でFFヒーターを使用し1人車中泊を通算20日ほど楽しんだ。旅の出発前にエンジンキーをオンにしたときには燃料計は満タンを示していた。ところが、2~3キロ走行したところで、みるみる燃料計の針が真ん中くらいまで減っていった。どうやら20日間のFFヒーターのみで軽油を30リットルほど消費していたようだ。FFヒーターは一晩で軽油1~2リットルを確実に消費していた!

FFヒーターのスイッチ
FFヒーターの燃料は、車両エンジンの燃料タンクから供給されているので管理が楽チン!

② ガスコンロ使用時のコンロ前の窓! 1月30日(土)18時

妻がガスコンロを使い焼きそばを作る際、換気のためコンロ前の窓を開けたところ、コンロの窓側半分がなかなか着火しなかった。ベンチレーターを使うとなおさら風が流れ同様の現象が起きた。同じガスボンベを何度か使っていたらガスの残不足と勘違いしてしまう。また、何より怖いのは、風の影響で調理途中に火が消える可能性があることだ。ガス爆発のリスクを考えると、やはりガスコンロ使用時は、コンロ前の窓は開けない方が賢明だ!

ガスコンロと窓

③ サブバッテリーのキャパ 1月31日(日)6時

前日の18時からFFヒーター、冷蔵庫、スモールランプを一晩中継続して使用したが、朝6時に妻がテレビの電源を入れた途端、バッテリー残量の下限に到達したらしく電源がシャットダウンした。幸い近くに車中泊車両はなく、近隣に民家もない場所でもあったので、そそくさとエンジンをかけ電源を確保することができた。サブバッテリー2個のキャパはこの程度。今後、トリプルバッテリーかリチウムバッテリーへの変更を検討してもよいが、贅沢をいえばキリがない。限られた資源の範囲で、ペペの生活リズムに配慮し、キャブコンのキャパに合わせた旅をしようと 決意!

サブバッテリー2個、100ボルト電源への変換装置のインバーター、あとは色んな配線?

④ 移動前の点検! 1月31日(日) 8時

目覚めのコーヒーのあと、昨晩食べ損ねたおにぎりをカニの味噌スープに入れ、あったかゾウスイにしてもらった。二日酔いの朝には温かい汁物系が私のような年寄には一番!日頃食べないくらい腹一杯食べ、身も心もホットになったところで、公園を散歩したくなった。観光案内マップに背平山公園があり、頂上付近まで車で行けることもわかった。さあ、いくぞ、適当に片付けて!出発だ!駐車場内を30メートルほど移動したところで何かを思い出したようにブレーキを踏んだ。カセットボンベをセットしたままだったのだ。フジカーズジャパンの店員さんから、カセットボンベをセットしたまま走行するとガス漏れ、最悪ガス爆発すると言われたことを思い出したのだ。カセットボンベを外し終え、さあ出発と思った矢先、ベンチレーターが開いたまま、また、必要のない電源をオフにしたり、トイレタンクの扉の閉め忘れなど次々と片付け箇所を発見し、なかなか出発できない状況になった。以前、YouTubeで、キャブコンのテーブルにグラスを置いたまま車を動かしてしまい見事にグラスが落ちて割れてしまったのを見たことがある。キャブコンには、色々な設備があるから、それだけ車を動かす前に、確実に走行前点検を行う必要があるのだ!

カセットボンベをセットしたまま走ると危険!
トイレタンクの蓋が開いていたら、走行中にトイレタンクから花子さんが飛び出してくると考えただけでも震えがきます!
グラスやスマホ、電子機器は落としたら壊れてしまいます 片付けること!

⑤ ディーゼルエンジンの長所! 1月31日(日) 9時 背平山

背平山は標高391メートル。曲がりくねった急な坂道をディーゼルエンジンでグイグイ登る。下りも強烈なエンジンブレーキで3トンある車体を快適にコントロールしてくれる。旅先が町中でなく自然中心であれば、エンジン音はうるさいがディーゼルエンジンを選択して正解だ!

平成19年式コルドバンクス 2500cc ディーゼルターボ ついでに4WD !
ランチョショック仕様のため横風にも強いようだ!記事とは関係ないか?

⑥ 排水タンクの排水前に必ずしておくこと! 1月31日(日) 12時帰還

食器洗いに使った水などが排水タンクにたまる。使い方を知ってるからと、手順どおりにさっさとやると失敗する。案の定、勢いよく3秒でバケツ満杯になり溢れそうなので、開口バーを戻し排水を止めた。結局、バケツ2杯分の排水量だった。排水前にすること、それは給水タンクの減り具合を確認しておくことだ!

排水タンクにどれくらい排水がたまっているか、外部から確認する術なし!
給水タンクは満タンで20リットル。排水管理は、給水管理から始まる!

投稿者: Tarojiromajison

デカポメをこよなく愛し、キャブコンによる日本一周を目指し日々挑戦しています。

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